西宮の英会話カフェ It's a Small World ! のページです。英語カフェ
お客さんから興味深い話を聞いたので、今回はそれについて、、、
彼は、イギリスに旅行しました。そこでスターバックスに入りました。長年うちのお店にも通って頂いていましたが、やはり現地で地元民に混じって英語で意思疎通するのはかなり苦労されたようです。これだけ読むと、ただオーダーを言うだけなのに、、、と思う方もいるかも知れませんね。でも、難しい理由は大きく言って2点あると思うのです。
まずひとつ目は、実際に現地に行ってみると、店員さんの対応や、会話の進み方って、英会話スクールのケース別練習や海外旅行用参考書とは、全く違うことが行われることです。国や場所やお店の種類にも拠りますが、店員さんが優しい笑顔と共に
May I help you ?
とかからスタートする事なんて、(観光客用のダブルプライスのお店や一部の高級店を除いて)、まずありません。
hi!
とか言ってくれるお店はまだ良い方で、
what do you want? (ゥディユワッ?ぐらいに聞こえる)
ぐらいがふうつです。中には店員さん同士やお客さんと雑談していて、こちらからワザワザ割り込んで用件を伝えないと聞いてくれないようなお店がたくさんあります。日本では考えられませんが、相当慣れているか心臓が強くないと、こんなシチュエーションでスムーズに買い物するなんて、気休めではなく上級者でも難しいと思いますよ。
あと、むしろ困るのが、気さく過ぎて色々世間話をしてくる店員さんとか、、、ね。
で、二つ目は、今回のお客さんの例に出てきたスターバックスです。日本にもあってなじみがあるので入り易いかと思えば、これが逆に曲者と言う事。スターバックスって独特の文化があるんですよね。色々調合を増量したり省いてもらったり、皆それぞれにカスタマイズするでしょう。それを如何にスマートにオーダーするかがかっこ良いみたいな。で、日本国内で日本語で普通にオーダーしていても、メニューを指差してオーダーして、店員さんの側からサイズを聞かれるような人を、(こいつ慣れてないなとか心の中で思って)優越感に浸るような。
どことは書きませんが、日本だけでなく外国でも(むしろ一部外国の地域では)、こう言う傾向がもっと強いと思います。
日本と違って今はアレルギーの表示がある国が増えて簡単になりましたが、マクドナルドですらたまに、トマトは大丈夫ですが? とか予想外の質問が来てモゴモゴしていると、列の後ろから、「おいおい早くしろよ〜」みたいな言葉にならないプレッシャーとか。おまけ日本人が自己execuseに使う、「日本人だからおお目に見て〜」て言うのは一切使えないし、、、。
それって、あなたの英語力が足りなくて難しいわけではありませんから。決して自信喪失しないで下さい。
アメリカに住んでいた私も、何年かに一度行く度にカード決済の手順が変わっていたり、お店のシステムが変わっていたりして、いちいち聞きながらみたいな「スマートじゃない事」はしっかりやってしまいますし。
それもこれも旅の楽しみだと思って、気楽にチャレンジして下さい!
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