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今回は日本語の発音についてです。一般に日本語の単語は音が一つ一つ分かれていて、英語はつながっていると思われがちですが、実は日本語もかなりつながったり音便型になっていたり複雑です。
まず、一つ一つの音が分かれているというのは、昔のテレビ漫画のロボットのように不自然な感じです。
実際には、例えば「後ろにお回り下さい。」と言う時の「おまわり」は発音的には「おまーり」と発音する人も多いのではないでしょうか? 日本語を勉強中の外国人にこう言った事を質問されて、初めて気づく事が多々あります。日本人は日頃意識しないで話していますから。
他にも割とよく知られた例では、漢字の「十」を使った単語。「十円」は「じゅうえん」なので問題ありませんが、困るのは「十回」。「十」に「じゅっ」と言う読み方がないため、「じゅうかい」など変な発音になってしまいます。で、この場合の正解は「じっかい」ですが、多くの人が日常会話では「じゅっかい」と発音したりしますよね。ちなみにこの問題は、以前言語学者や出版社などを巻き込んで裁判にまで発展しましたよね。
他にも、関東の方には解りにくいかも知れませんが、「血が出る」の助詞を抜いた言い方で「血出る」は「ちでる」ではなく、「ちぃでる」となったりしますよね。
他にも無数にありますので、探してみて下さいね。
今回は、お店で会話中に話題になった、単純に一番長い英単語は何か?、、、です。
で、とりあえず、辞書やネット検索なしで思いついた単語の中では、antidisestablishmentarianism が最長と言う事になりました。
他にも病名や動物の正式名称など学術用語にはもっと長い物もあるようです。意味は「国教廃止条例反対論」だそうです。今後、もっと長い単語を発見したら、また書きます。
ちなみにフィンランド人に言わせると、フィンランド語では何百文字でも限りなく単語を伸ばしていけるそうです。
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