西宮の英会話カフェ It's a Small World ! のページです。英語カフェ
今回は、多重否定表現について。
I have no money.
などは、英語と日本語の文の成り立ちの違いとしてよく取り上げられますが、それとはちょっと違う表現です。例えば、
undisclosed とか undiscovered
undisclosed は未公開のとか隠蔽されたなどの意味があり、undiscovered は未発見のなどの意味があります。で、面白いのはこれらの単語の成り立ちです。un + dis + closed となって、closed は閉められた、つまり公開されてない→隠されたのような意味で、それに否定の dis が付いて隠されていない→開示された・公開されたのようになり、さらに否定の un が付いて非公開の・未公開の・隠蔽されたなどの意味になります。undiscovered も covered 覆われた・隠れたから同じような流れで、未発見や知られていないなどの意味になります。なので、
I don't think it's undiscovered anymore!
とか何重にも否定されているような表現も起こります。
これら否定を表す接頭語は多数あるので、他の例も色々探してみて下さい。
in, un, im, dis, anti など。
それから、一時期、マツダから発売されたユーノスロードスター・クーペ・コンバーチブルと言う車があります。限定車なので、現車を見た方どころか知っている方も少ないと思いますが、この車の発表を聞いた時はずっこけました! まず、元々ロードスターと言うのはオープンのスポーツカーの事です。それに屋根の付いたクーペモデルが出て、また更にそのコンバーチブルで、屋根開きです。それならいっそ元のロードスターのままでもいいのではと思ってしまいますが、、、。ちなみにコンバーチブルは、屋根があって開閉できるオープンカーですので、厳密にはロードスターとは違うのでしょう。また、営業的な事情もあるのでしょう。いずれにしろ、多重否定ってなんだかややこしくなくなくなくない?
Copyright(C)
B-Blog project All rights reserved.